完全未経験から自社開発エンジニアになった僕の転職活動の記録【全てを公開】

どうも、かずま(@kazuma_engineer)と申します。

未経験から半年間プログラミング学習をして、2019年2月からベンチャー企業でWEBエンジニアとして転職しました。

先日その道のりを記事としてまとめて投稿しました。

未経験から仕事しながら約半年で自社開発のWEBエンジニアになるまでの道のり

有り難いことに想像を遥かに超えるくらい多くの人に読んでいただき、多くの感想も頂きました。自分の体験を参考にしてくださる方がいて、とても嬉しかったです。

今回は記事内であまり話すことができなかった「転職活動」について詳しく紹介していきたいと思います。

自分の場合エンジニアへの転職というより、そもそも転職活動自体が初めての経験でとても戸惑いました。

また、未経験からエンジニア転職をするために成果物(ポートフォリオ)だけにこだわりがちなイメージがありますが、面接対策や受ける企業の選定などに時間を割くこともとても大事だと自分が転職活動していく中で感じました。

これから転職活動を始める方・見据えている方の参考になれば嬉しいです。

転職活動の結果

最初に以前の記事でも挙げましたが、こちらでも下記に記載します。

  • 使用した求人媒体:Wantedly、@type、レバテックキャリア、テックアカデミーキャリア
  • 応募した企業数:45社ほど(Wantedly30社、@type5社、直接応募5社、レバテックキャリア3社、テックアカデミーキャリア3社)
  • 1次面接までいった企業:10社ほど
  • 2次面接までいった企業:5社
  • 最終面接までいった企業:3社
  • 内定:3社(Ruby・PHPを使用する自社開発企業、Java中心の自社開発企業、SES1社)

ちなみに自分の簡単な経歴とプログラミング学習状況はこんな感じです。

  • 年齢:26歳(社会人経験4年)
  • 前職:広報(企業の広報サポート・コンサルを行う代理店)
  • 学習期間:半年(計500時間ほど)
  • 主に学習していた言語・フレームワーク:Ruby・Rails
  • ポートフォリオ:スクールの課題で作ったもののみ。オリジナルのポートフォリオはなし。

45社受けて3社内定なので内定率は約7%くらいですね。

ちなみに転職活動の期間は仕事しながら1ヶ月間にまとめて受けたのでかなり大変でした。笑

転職活動の軸にしていたもの

僕が転職活動をする上で受ける企業を選ぶ際の軸にしていたものは2つです。

  • 自社開発企業であること
  • Web開発の経験を積めて、スキルアップ出来る環境であること

自社開発企業に関しては自分の前職が代理店という立場で、とても良いなと思った企業やサービスがあっても決まった期間や仕事内容が終わると関わることが出来ないことにもどかしさを感じたことが何度もありました。

なので次に転職するときはどんな職種であれ事業側に回って深くコミットしたいと思いがあったので絶対外したくない条件でした。

このように、自分がどんな企業に行きたいのかどの条件は絶対外せないのかを転職活動前に掘り下げていくのは大事だったなと感じます。

当たり前かもしれませんが、自分で考え抜いた判断基準があれば転職活動もブレずに続けられるはずです。

人の意見を参考にすることは良いと思いますが誰かの意見を鵜呑みにして、「自社開発企業が良いと聞くから」という理由などで安易に受ける会社を狭めてしまうのはすごくもったいないことだと思います。

転職活動で感じたこと

Wantedlyは未経験エンジニアのレッドオーシャン

これは転職活動の中で1番感じました。

僕の場合45社受けたうちの30社はWantedlyで応募しました。自社開発企業に転職したかったので、多く求人を掲載している媒体がWantedlyだったからです。

30社応募して面談まで行ったのは6社くらいで面接まで進めたのは1社のみでした。個人的には結構辛かったですね。笑

面談のときに担当していただいた複数人に聞いたのですが、経験者はあまり応募がこないけど実務未経験の方からは本当に山ほど来るそうです。

自社開発企業を目指す上でWantedlyは良い媒体だと思いますが、その分ライバルもかなり多いということを意識しておく必要があると思います。

Rubyの求人は想像以上に少ない

実際に動いてみるとすぐ実感するのですが、Rubyの求人は結構少ないです。

圧倒的にPHPやJavaの求人の方が多いです。自分は転職活動の軸にしているものを満たせば、言語は特になんでも良かったのでPHPやJavaの求人にも応募しました。

Javaというとレガシーな環境のイメージがある方もいると思いますが、自分が受けた会社の一つは「今まではJavaが主だったけど新サービスをGoで書いていてこれからはGoに移行していく会社」もあったり本当に会社によってまちまちです。

逆に、PHPは技術に力を入れている会社とそうでない会社の差が結構激しい印象を受けました。(CakePHPの特に2系以下を使っている会社はビジネス的なところを優先して、技術の方は後回しにされているのかなと感じることが多かったです。)

なので今までRubyを学習していた方も、あまり言語にとらわれず色んな求人を探してみると幅を狭めないで良いのではないかと思います。

転職活動でやってよかったこと

自分の業界と同じ業界でエンジニア募集している企業を受ける

これは個人的にかなりおすすめな方法です。

ちなみに僕はこの方法で今の会社に受かりました。自分は前職が広報という仕事でメディア業界との関係が強かったので、メディア業界の企業でエンジニアを募集しているところを探して応募しましたね。

結果的に広報からエンジニアになる経歴が珍しいのか、かなりの確率で会っていただくことが出来ました。

また、業界のことをよく知っている分会社やサービスのビジネス的な部分の理解や課題感も想像できたので面接でも十分に会話することができて自分をアピール出来たと感じています。

ぜひ未経験の方で受ける企業を探す際は、自身の今の業界でエンジニアの募集をしている企業を探してみることを強くおすすめします。

Wantedlyのプロフィール文や職務履歴書にこだわったこと

企業が最初に見るのはGitHubのリポジトリではなく、プロフィールや職務履歴書です。

自分はエージェントに添削していただいたり、当時入っていたオンラインサロンのオーナーの神里さん(@yoshito410kam)に見てもらい結構時間を使いました。

面談の際にプロフィールや職務履歴書をみて興味を持ったと言ってくださる方が結構いたので、こだわってよかったなと思っています。

プロフィールや職務履歴書などを作成する際に一つ絶対に注意しないといけないなと思う点があって、それは誤字脱字をなくすことです。

当たり前のことなのですが、例えばコードを書く時に半角が全角になっていたり一文字違うだけでプログラムが動かなくなります。

「相手に見てもらう書類に誤字脱字があるということは、コードも丁寧ではなかったりいい加減な仕事をする人なのではないか」

と思われてしまうかもしれないので、自分の思っている以上に何度も文章は見直したほうが良いと思います。

参考までに、自分がWantedlyのプロフィール文や職務履歴書に記載していたベースの内容を下記に紹介します。(念の為、一部内容を抽象的にしていますが、ほとんど原文です)

初めまして、かずまと申します。よろしくお願いいたします。

 

私はまだあまり知られていないけど良い企業やサービスを多くの人に広めたいという思いで、企業の広報代理として4年間働いてきました。

 

しかし、今はエンジニアへの転職を目指しています。

 

きっかけは4年間の中で様々なITサービスの広報を自分が担当したことです。

 

シンプルにそれらのサービスが凄いと思い、なんでこんなサービスができるのか不思議で調べているとそこでプログラミングに出会いました。

 

自分でもプログラミングはできないのかと学び始め、その楽しさに魅了されそこからハマっていきました。

 

いつしか、今まで企業のサービスを広める仕事をしてきましたが今度は自分がサービスを開発する側に回りたいと思うようになり現在に至ります。

 

そしてゆくゆくはサービスの開発に携わりながら、これまでの経験を生かしてそのサービスを広めていけるような人材になりたいです。

 

なので、広報・PR関連でもお力になれることがあると思います。

 

宜しくお願いいたします。

 

【エンジニアに活かせる強み】

・さまざまな立場の方々との関係構築の経験

企業やサービスを広げる上では、本当に多くの方に力をお借りすることになります。

 

なので4年弱の広報の代理業の経験で、さまざまな方々と関係構築をする機会がありました。例えば食品メーカーの広報を担当していたときには、クライアントはもちろん、メディア、ライター、料理家、医療関係者など立場、肩書の違った方々と相手の気持ち、メリットを考えていかに良い関係を気づき、一緒に商品を広げていくか常に考えてきました。

 

4年弱で培った経験からどんな方々とでも協力して一つの方向に向かってサービス開発できる、またエンジニア以外の方からの意見を吸い上げてより良いサービスへと機能を拡張できるエンジニアになることができると思っています。

 

Webマーケティングの経験

広報代理業の他にも、Webを使ってサービスを広める力をつけたいと考え自社で運営している事業のWebマーケティングの仕事を3年ほど行っています。

 

ユーザーが見やすいサイトにするためにHPのリニューアルを提案、その際のWebディレクション、より多くの人を集客するための関連キーワードを洗い出しそれに基づいたタイトルタグの変更、コンテンツの提案などのSEO施策を行いました。その結果、3年間かけて1番低迷期の3倍の利益を生むことができました。

 

エンジニアになってからもWebマーケティングの経験を生かして、ユーザー目線でどうすればもっとサービスが使いやすくなるか、考えてながら機能実装していけると考えています。

実務経験が必要な求人にも臆せず応募したこと

未経験だからといって、未経験を対象にした求人しか応募出来ないというわけではありません。

むしろそういった求人にもガンガン応募することをおすすめします。自分はそういった求人に応募して意外と面接まで行けることが多くて不思議に思って「なんで未経験なのに面接の機会を頂けたのか」聞いたことがあります。

そしたら担当者から

「出来れば経験者が欲しいのは本当なんだけど、未経験でもポテンシャルありそうな人は話を聞くようにしている。応募条件に実務経験と記載しているのはあくまで応募者をフィルタリングするためのもので、それでも応募してきてくれる未経験の方は熱意があったり、どこかしら会ってみたいと思うような人が多い。

というような回答を頂きました。

このように通る確率は高くないですが、実務経験が必要な求人でもポテンシャルや熱意を感じてもらえれば採用される可能性は十分にあるはずです。

転職活動で後悔したこと

初めに志望度が高い会社を受けてしまった

かなり後悔しました。笑

正直企業面接は慣れだと思います。なので、基本的に数をこなしたほうが良いです。

僕の場合最初に志望度の高い会社を受けてしまったのでまだあまり面接慣れしていなくて、十分に自分のことを話すことができきないまま終わってしまいました。

言い方悪いですが最初は志望度が高くない会社を受けて面接慣れしてウケる返答などを掴んでから、志望度の高い会社を受けたほうが絶対に良いです。

オリジナルのポートフォリオを作りきらないまま転職活動をしたこと

自社開発企業に絶対行きたいなら、必須だと思ったほうが良いです。

今自社開発企業は人気なので未経験の人がたくさん応募してきます。そこでスクールの課題で作ったものやRailsチュートリアルそのままのアプリを持っていっても印象に残りません。

逆に質の高いポートフォリオを作れたら、転職活動で困ることはかなり減ると感じます。(これが作れたら苦労はしないのですが、、、笑)

またポートフォリオはもちろん自分の技術や自走力の証明にもなりますが、そこで苦労した経験や工夫した点などを面接で自分の実感のこもった言葉で喋れるのもかなり大きいと思います。

面接でこれが話せるか話せないかで通る確率が全然違うはずです。

今ならこう探す企業の探し方

当時はひたすら求人媒体を見て興味を持った企業に応募していましたが、今だったら「Rubyを主に使用しているモダンな企業」をこう探すという方法を2つ紹介したいと思います。

まずRubyアソシエーションの協賛会員になっていたり、「RubyKaigi」や「RubyWorld Conference」などのRubyのイベントにスポンサードしている企業を探す方法です。

Rubyアソシエーションとは、Rubyの普及と発展のための作られた組織です。

そこの協賛会員になっている企業であればRubyを主に使用してかつ技術力に力を入れている会社が多いはずです。Rubyのイベントのスポンサーをしている企業も同じく技術レベルの高い企業の可能性が高いと思います。

2つ目は、銀座Railsotemachi.rbなどの定期的に勉強会を開催しているRubyコミュニティに参加して、そこで主催されている方の企業やLT(ライトニングトーク)に登壇している方の企業を調べてみるという方法です。

Rubyは地域のコミュニティがとても活発です。

そのコミュニティに参加して、主催している企業やLTで登壇される方の企業をチェックしてみてください。エンジニアを募集している所も多いと思いますし、技術レベルも高いはずです。

ただこれらの方法で出てきた企業に未経験から転職するのは結構ハードル高いと思いますが、、笑

転職活動の面接で聞かれた質問

よく聞かれた質問

  • なぜエンジニアになろうと思ったのか
  • 将来はどういうエンジニアになりたいか
  • どうやってプログラミングを勉強してきたか
  • なぜウチの会社を受けようと思ったのか
  • 自分の長所と短所を教えてください
  • 前職で1番成果を出したことは何か
  • ポートフォリオを作る中でどこで苦労したか
  • ポートフォリオで工夫した点や意識したことは何か

そのほかの質問

  • 1分間で自己紹介してください
  • 最初にRubyを選んだ理由はなんですか
  • プログラミングの中でわからないことがあった時にどのように解決していますか
  • 今興味のある技術などはありますか
  • どういった時がモチベーションになるか
  • 1番挫折した経験はなんですか
  • 最近気になったサービスはありますか
  • ウチの会社ではどういったことをしていきたいと思っていますか。
  • ウチの会社に入ったらどのような形で貢献していけると思いますか。
  • 他の企業も受けているかと思いますが、どういう基準や軸で企業を受けていますか。

ざっとこのような感じです。

面接対策に関しては、テック系YouTuberの勝又さん(@poly_soft)の下記の動画が、よく聞かれる質問の意図やどういった回答をするべきかなどが詳しく解説されているのでとても参考になります。僕が色々紹介するよりこちらを見たほうがいいですね。笑

 

自分が面接する中で感じたことを何点かお伝えすると、まず「なぜエンジニアになろうと思ったのか」を相手に納得感を持たせるような回答を持っておいたほうがよいです。「それって別に趣味でも良いのではないか」と思われるような回答はしないようにしましょう。

あと、僕の場合意外と技術に関する質問はされることが少なかったです。

それよりも自分の価値観などに深く聞かれることが多かったので、自社開発企業の場合は自分の会社にカルチャーフィットするのかをかなり見ているような気がします。

最後に

転職活動は思っているよりも大変なことが多いと思いますが、せっかくここまで来ているのなら妥協せずに納得いくまで続けたほうが良いのではないかと思います。

これからも未経験からエンジニアになる方の助けになるような情報を少しでも発信していけたらと思っています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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